連続公開講演会「取り戻せ!テレビを市民の手に」第2回
INFORMATION
「テレビは報道機関としての役割を果たしていない」「テレビは、政府広報か」との批判がある一方で、視聴者?市民の手で「テレビを市民の手に取り戻す」運動もここ数年多彩に展開されてきた。市民?メディア関係者?研究者による研究プロジェクトでは、放送行政に独立行政委員会制度を導入する提言もまとめられている。政治の世界では今、「裏金」問題で追い詰められた自民党政権が抜け穴だらけの政治資金規正法改定を強行し、岸田内閣の支持率は10%台を低迷、政権交代への期待も広がっている。
このような状況を踏まえ、2回の公開講演会では、第1回:民放の改革迫る新しい市民運動~テレビ輝け!市民ネットワーク~、第2回:公共放送NHKをめぐる二つの市民運動~原点はETV2001番組改変事件~をテーマに、多様な視聴者運動の現状を聞き、今後の放送制度改革の可能性や展望を語り合う。参加申し込みについては、別々にお願いしたい。
講師
武蔵大学教授、NHK会長推薦運動呼びかけ人、高木仁三郎市民科学基金理事、江古田映画祭実行委員会代表
永田 浩三 氏
NHKでドキュメンタリー?教養番組を制作。著書に『ヒロシマを伝える』『奄美の奇跡』『NHKと政治権力』『ベンシャーンを追いかけて』など。映画『命かじり』『闇に消されてなるものか』の監督。今年秋に、『原爆と俳句』を刊行予定。
ジャーナリスト、「NHK文書等開示請求訴訟」原告団事務局長
長井 暁 氏
元NHKチーフ?プロデューサー。ディレクターとしてNHKスペシャル「朝鮮戦争」「張学良がいま語る」「周恩来の選択」「毛沢東とその時代」、デスクとして「街道をゆく」「四大文明」等の制作に携わる。2005年、ETV2001「戦争をどう裁くか」の政治圧力による改変を告発。2009年NHK退職。
講師、司会
本学社会学部長、メディア社会学科教授、「放送を市民の手に:独立行政委員会を考える」プロジェクト代表
砂川 浩慶
詳細情報
名称
対象者
申し込み
学生:
事前申し込み 不要(参加費 無料)
教職員、校友、一般:
事前申し込み 必要(資料費 800円)
以下のWebサイトよりお申込みください。